つるみん

劇場版 テレクラキャノンボール2013のつるみんのレビュー・感想・評価

3.8
ただ勝負に勝ちたいが為だけに集まった男たちが生死をかけて闘う〝哲学〟ドキュメンタリー。

テレクラキャノンボール。その名の通りテレクラの要素と映画『キャノンボール』を融合させたアダルトゲーム。参加者は6人。全員AV監督。ルールは東京から仙台を経由して札幌までの距離を車やバイクで走り、速いもの順でポイントが貰える。さらに行き着く先でナンパ、テレクラや出会い系などあらゆる手段で素人女性をgetし撮影しながら行為に至るというもの。その行為内容によっては加点ポイントがあり、男たちは死ぬ気でポイントを稼いでいく。最終地点で合計ポイントが高い奴が優勝となるのだ。

どうやらこのゲームは1997年からの歴史あるシリーズらしい。丁度、自分が産まれた年に開催されてるとなるとそれはそれは光栄である。本作の『2013』は元々10時間の作品らしく、それを2時間に纏めたのが2014年に公開されたみたいだ。

内容の詳細については言えないが、夢中になって観れること間違いなし。参加者6人それぞれがヤラセではなく、真剣勝負をしてるからこそ本作が評価されているのだと思う。これを観れば彼らの本気度が一発で分かる。
男の熱い友情を再確認し、自分との闘いに打ち勝つ精神力、オジさんになって身体は衰えても青春は取り戻せる。
色んなことを学んだ132分だった。

ありがとう。テレクラキャノンボール。
この作品を観る人生と観ない人生なら、観る人生を選ぶべきだ。

カンパニー松尾の呪文のようにする〝+1〟がとてつもなく格好良かった。