よかったあ、ウディ・アレンがジゴロじゃなくて(笑)
わたしはけっこう面白かったです。
ジゴロの話というよりブルックリンの書店から始まり、人種のるつぼニューヨークの男女の話だった。特にユダヤ人。
ユダヤ人(イスラエル人)って、とかくイスラムを目の敵にしてるけど、ユダヤ教って女は結婚したら他の男に髪を見せたらいけないとか偶像崇拝もだめとかって、イスラムとそっくり。
という中で、ウディ・アレンプロデュースのスペイン人ジゴロ、フィオラヴァンテがユダヤ人のアヴィガルと出会う。
ヴァネッサ・パラディは口を開けて笑わなければ美しいが歯を出すと前歯の間が開いていて、あんなのハリウッドならすぐ矯正させるだろうが、こういう作品だとユダヤ人の純朴な女性ぽくて大変良い。
それに対抗する形のアメリカ肉食女代表シャロン・ストーンだけど、彼女もとても良かった。彼女が相手に欲情ではなく愛情を持ったときの笑顔はとても良いんだー。シャロンはそれを使い分けられるのだ。ピスタチオアイス男ってどんなんだ。
ウディ・アレンが客演という作品初めてみました。