ジゴロ・イン・ニューヨークという映画について綴る。
ここ最近ウディアレンの映画を続けて観ていたのだが、彼の若い頃の作品ばかり観ていたことに気付いた。
今のウディアレンの姿が見たくて観たのだが、可愛らしいお爺ちゃんになっていた。
コミカルで特徴的な仕草が相変わらずで微笑ましい。
そして、この映画自体は男娼とポン引きを主人公に描かれた物語なのだが不思議と上品だ。
前半は艶やかさのあるコメディ映画で後半は大人な恋愛映画という印象だった。
全編を通した空気感は例えるなら、穏やかで夕方の微睡みのようだった。