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フライト・ゲームのnamのレビュー・感想・評価

フライト・ゲーム(2014年製作の映画)
3.8
「飛行機内で行われる殺人 。THEサスペンスムービー」

サスペンスの語源通りに「不安感・緊張感・ハラハラする感情」という観る者の心を常にドキドキ・ハラハラさせてくれる作品でした。

航空機という密室で20分毎に起きる殺人、容疑者は機内の全員!という、もう設定の時点で絶対気になっちゃうだろうっていうズルい!って感じの設定でした。
犯人は誰?次は誰が殺されるのか?と観始めたら最後まで終始ハラハラさせられっぱなしでした。

乗客全員が怪しく見えたり、しかも撮影シーンはほぼずっと飛行機の中という限られてた空間にも関わらず飽きさせず、釘付けにさせる脚本や演出は見事でした。

リーアム・ニーソンはやっぱりカッコよかったですが、時に「96時間」のやりすぎな無双親父の姿が重なるので、まだ犯人かも分からない乗客を拘束し始めたりと「ちょっと!まだ犯人か分からないんだからやりすぎなんじゃない!?」って思わせる違ったハラハラもありました。笑
そこは役者の持つキャラクターのイメージと役柄を合わせにいってるのかもしれないですね。

犯行の動機や犯行方法の辻褄とか細かい所を考えるより、頭を空にして何も考えずに楽しむ方がいいジェットコースター型のエンタテインメントって感じで楽しめました。

同じ監督・主演のタッグによる新作の「トレインミッション」もちょっと気になってきますね。。
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