こく

ソロモンの偽証 後篇・裁判のこくのレビュー・感想・評価

4.7
中学生による変死事件の学校裁判。前編の熱は維持しているが、ちょっと裁判シーンか長めだった。

事件の真相に警察以上の捜査能力で迫っていく中学生たちが頼もしい。

最後には、酷い悲しみや決して理解できない邪悪さに触れながらも「それでも生ていこう」という終わり方。

主人公たちが校門を出て、バラバラの方角に帰るのが、ひと夏というか、青春の終わりのメタファーのよう。

とにかく見応えありました。学生キャストも大人のキャストも素晴らしかった。
こく

こく