【俺の車を返せ!】
経済崩壊から10年後の荒廃したオーストラリアで、強盗団に車を盗まれた男が車を取り返すお話。
DVDのパッケージに「これが、もうひとつの『マッドマックス』だ!」と書かれているのに惹かれて鑑賞。
退廃的な雰囲気は良いんだけど、それが『マッドマックス』の世界観に近いわけでもなく、勢いがあるわけでもなく、なんとも不思議な映画だった。
キャッチコピーにもなっている
【俺の車を返せ!】
の理由をこちら側に委ねられているから、どうにもピンとこないままエンディングを迎えてしまった。
バイオレンス描写も最近の映画で見慣れてしまったせいか、そこまで魅了されないし、何より経済崩壊から10年後の世界と最初にテロップでサラッと流すだけで、中々その世界に入り込めなかった。