氷雨水葵

ジョン・ウィックの氷雨水葵のレビュー・感想・評価

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)
4.3
2023年リライト20本目

新作いつかわからないけど予習①

◆あらすじ
かつて裏社会の殺し屋として暗躍していたジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)は、亡き妻が残した犬デイジーとともに平穏な日々を送っていた。

だがある日、ジョンはロシアンマフィアの急襲を受け、デイジーを殺されてしまう。

愛犬の命を奪われ怒りに震えるジョンは、復讐を決意する―――。

◆感想
どうやら『John Wick: Chapter 4(原題)』は本国でめちゃくちゃ評判がいいようで!まだ全然早いですが今のうちに予習しちゃえということで、まずは1作目。何回観ても、ワンちゃんがキャィンってなる瞬間は胸が痛い…奥さん失って一人ぼっちのジョンを癒してくれる存在だったのに!そして、かつてない復讐劇がはじまるぞ。こういう作品に必ずいるジョン・レグイザモ、いいキャラクターだな~そしてアルフィー・アレン演じるヨゼフは本当にバカ息子。『GoT』のときもだいぶクズ役だった気がしますが、こういう役が多いのかな(笑)

てか、マスタングかっこよすぎか!!エンジン音めちゃめちゃいいやん。見た目もパワフルで、ジョンにぴったりの車ですね。
地下のコンクリート床下から銃取り出すシーン好き。まだ若干ジョン・ウィックのキャラクターがミステリアスですが、ここから徐々に’’ブギーマン’’と呼ばれる所以がわかるんですよね。あんなにラインナップあるのに、取り出すのはコンペンセイター付きのH&K P30Lのみ!そしてサブ武器にはグロック 26!!銃の扱い方でキアヌの右に出る者はいないだろってくらい、ほんまにスタイリッシュかつ的確な銃さばき。「見惚れるほどの、復讐。」このキャッチコピー考えた人天才か?てか、そんなにヘッショ狙えますかね!?本作はそうでもなかったけど、1人に対して2発以上撃ちこむからマガジンいくつあっても足りない…。と、いろいろツッコミ所は多いですが、それでもキアヌのガンフーアクションかっこいいので許した(笑)狭い空間での近接戦闘が本シリーズの醍醐味です。

いちいちおしゃれな部分があるのが本作のいいところ。ジョンが’’ディナー’’を頼むシーンや、殺し屋御用達のホテル・コンチネンタル登場、報酬は独自通貨のコインで支払うなどなど。個人的には2作目の方が舞台はイタリアだし、武器や服を調達しに行くシーンがとにかくおしゃれなので、そちらの方が好きですが、シリーズ通してこういうシーンがあるのが面白い。また、頭を空っぽにしても観れるくらいシンプルな脚本なのも良い。

なんだかんだこういう作品に似合うウィレム・デフォー。最後は残念だったけど、ライフル撃ってジョンを助けるシーンに「さすが!!」となりました(笑)
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