オーウェン

ブレイン・ゲームのオーウェンのレビュー・感想・評価

ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)
2.9
連続殺人事件に手掛かりがなく、FBIは旧友のジョンの力を借りる。
それはジョンが超能力者であり、触れた人間や物から未来を読み取ることが出来るから。

かなり危うそうな題材だが、これを演じるのがアンソニー・ホプキンスなので至って真面目に見せている。
冒頭なんてレクター博士のような雰囲気を出していたが、普通に捜査したり拳銃を持ったりし始める。

対抗する犯人はコリン・ファレル。
ポスターにもでかでかと顔が出ているのに、残り30分ぐらいまでひた隠しにする理由がよく分からないが。

このコリンも超能力者というのが分かってからは、破綻しかねない展開。
お互い読み合うから、予測しているだけの睨み合いしかない。

そして決着のシーンを見た時に、何か似ている映画あったなと思っていた答えが出る。
それはニコラス・ケイジの「NEXT -ネクスト-」(笑)
あのトンデモ映画こそがモデルに違いない。

つまりこの作品はホプキンスが出るB級映画でした。
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