アンソニー・ホプキンスが出ている映画と言う事で楽しみに映画館へ。
見始めると、なんと!ジェフリー・ディーン・モーガン(ウォーキング・デッドのニーガン)がFBI捜査官役で出ているでは無いですか!
何も知らないで観に行ったので、この2人が共演してるなんて、私にとっては嬉しいサプライズ♪
アンソニー・ホプキンス扮するジョンは、
超能力の持ち主で、触るモノの未来や過去をフラッシュバックの如く垣間見る事が出来ます。
古くからの友人のジョー(ジェフリー・ディーン・モーガン)の頼みからある事件の捜査を手伝う事になります。
苦しみを与えず首の後ろから一突きの殺害を繰り返す殺人犯。
まるで死んでいる様には見えない死体。
プッチーニのオペラ曲"ラ・ボエーム"、
薔薇の花びらに浮かぶ美しい夫人の死体、
庭先で遊ぶ美しい少女…。
全てがバラバラの様で一つの糸で繋がって行きます。
映像美とグロテスクが表裏一体で混在する独特の世界観…。
クライムサスペンスと言うか、クライムミステリーなので、
核心には触れられませんが、
全体的に美しい世界観だったと思います。
多少宗教色と言うか、生と死を考えさせるものがベースにあり、
その上で謎解きをしながらストーリーが進む感じでした。
物語のテンポも飽きさせない程度に良い感じだったと思います。
余談ですが、
"アトランティスの心"で、
アンソニー・ホプキンス扮するテッドが超能力を使える為、FBIにその力を狙われて連れらされる姿をつい思い出してしまい、
その後この映画でFBIの仕事を手伝わされたのかーwなんて馬鹿なことを考えて、ひとりクスリとほくそ笑んでしまいました。