2019年1本目
アンソニー・ホプキンス主演
心理スリラー
連続殺人事件の捜査に行き詰まったFBI捜査官のジョーは、かつての友人であり、過去や未来を覗く事が出来る能力者の医師ジョンに捜査協力を求める。
愛娘の死から立ち直れず、隠匿生活を送っていたジョンだったが、ある予知映像を見た事から自ら捜査に関わる事を決意する。
やがてジョンは、一連の事件の被害者にある共通点がある事、そして犯人が自分以上の能力を持っている事を知ることになる。
互いに未来を読む事ができる能力者同士の戦いの結末は？
邦題からだと熾烈な知恵比べの王道スリラーを予想していたが、全体的に重苦しい雰囲気の作品でした。
それでも伏線が張られた脚本や、クライマックスの犯人との対決シーンはなかなか見応えあり。
ジョンが予知する未来は残酷で悲しいものが多いが、ある場面で希望ある未来が見えた事が印象的でした。
ラストシーン、ある決断を行う悲哀を纏ったホプキンスの演技が心を打ちます。
