鍋レモン

ライト/オフの鍋レモンのレビュー・感想・評価

ライト/オフ(2016年製作の映画)
3.7
⚪概要とあらすじ
動画サイトで公開され驚異的な再生数を誇った映像を、『ソウ』『死霊館』シリーズなどのジェームズ・ワンが製作を務め映画化。

電気を消して暗闇になると現れるという不気味な何かに恐怖を抱く弟マーティン(ガブリエル・ベイトマン)を守るため、レベッカ(テリーサ・パーマー)は久々に実家に帰ってくる。二人はたくさんのライトを用意して夜を迎えるが、次々に明かりが消え暗闇からえたいの知れない何かが迫ってくる。狙われる理由もわからぬまま不安な時を過ごす中、レベッカの一家に隠された秘密が明らかになり……。

⚪キャッチコピーとセリフ
“電気を消したら、“それ”は来る”

「I need help」

⚪感想
ホラー作品。

ゴリッゴリのB級ホラーかと思いきやそこそこ内容がしっかりしていて面白かった。
こういう系に足を引っ張るタイプ多めだけど今作は登場人物少なめだしみんなしっかりしていてイライラせず観れた。

脅かし系ホラー苦手だけど大好きなので最高。何度も「ぎゃああああ」ってなった。

この監督の短編作品が好きだったし、今作の元の短編も好きだったから今作も楽しめた。
短編では監督の奥さんがめちゃくちゃいい表情をするのが良き。

電気を消すと現れるというどきどき感。

謎の生き物パワー系過ぎて笑う。
電気つけても電気消せる系の人なので辛い。

主人公レベッカを演じている俳優さんをどこかで観たことあるなと思ったら『ウォーム・ボディーズ』のテリーサ・パーマーだった。
その母親役はマリア・ベロ。

レベッカの彼氏のブレットが稀に見る顔も中身もイケメンな彼氏。
「ぎゃああああ」ってなってる中でブレットが癒しだった。結婚して欲しい。
とにかくかっこよかったので+0.2スコア。



⚪以下ネタバレ



ダイアナがとにかくやばい。
ウルヴァリンスタイルでめちゃくちゃ怖かった。
レベッカの部屋にあったポスターと激似なの特に関係ないのかい。
ブラックライトは聞かないけど見えるという特殊設定。
ダイアナは実験の末死んだけど、ソフィーのおかげで何故か存在し攻撃もできるという有能さ。暗闇の中で生きれる身体になったとかでいい気もする。
幽霊なのか人間なのかあやふや。

レベッカの部屋で床をがりがりしてたダイアナが異常に怖かった。
ネオンの光の点滅とそれに合わせて現れるダイアナの不気味さ。

ブレットがスマホの光や車のライトで退治する有能さ。基本ホラー作品に登場する男性ヘタレばっかりなのにめちゃくちゃかっこよかった。

警察官そこそこの無駄死に。

以下ストーリー。
息子であるマーティンから母親ソフィーがおかしいという連絡が来て家に帰ろうとするも何者かに襲われる父親。シーンは変わりレベッカとブレット。ある日児童相談所のような連絡が来てレベッカらはマーティンを迎えに。色々ありソフィーと話し合いをすることに。その中で謎の生物が彼女たちを襲う。レベッカはその秘密を探るとダイアナにたどり着く。そしてマーティンの父親がそのことについて調べていたことが判明し、ダイアナとソフィーはかつて精神病院に入っていて、ダイアナは皮膚の病気で実験をされ死んだことが分かる。レベッカも幼い頃ダイアナに悩まされていた。また、ダイアナはソフィーの心が弱まった時に現れることが分かる。ソフィーとの話し合いの末みんなで家に泊まることになるがブレカーが落とされる。ダイアナが現れて襲われる。ブレットはダイアナとマーティンを救おうとするもダイアナに襲われ怪我を負う。ギリギリ逃げ延び車で警察を呼ぶ。警察が駆けつけるも話を聞かず死亡。レベッカがダイアナに襲われかけるもソフィーがレベッカを守るために自分で頭を撃ち抜き死ぬ。

⚪鑑賞
ミッドナイトシアターで鑑賞(字幕)。
鍋レモン

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