YouTubeに投稿された恐怖動画を【ソウ】シリーズのジェイムズ・ワン製作により映画化した本作。
ストーリー冒頭から出し惜しみなく、謎の人影は姿を現す。
心構えの暇すら与えられず、序盤からホラー全開。
本作はホラー+家族愛という親和性の高い組み合わせのお話だ。
ジェームズ・ワンのホラー映画に登場人物の物分りが良い事が多い気がする。
だからハズレが少ないのか?
人は昔から暗闇を恐れてきている気がする。
暗闇の中に『何か』いるかもしれない?という漠然としたものに根源的な恐怖を抱いているのかもしれない。
正直、中盤からは怖いというよりは「次はどんな現れ方するのか」という期待に変わっていた。
怖くなるというより「おぉ、そうきたか」みたいな驚きを楽しんでいたりした。
全編を通して感じれられる家族の絆がここで繫がるのかと、B級ホラーとは異なるしっかりした脚本に納得する。
81分の中にスッキリとまとまった作品になっており、ストレスフリーで楽しめた作品であった。