暗闇にだけ姿を現す悪霊。
今までありそうで無かった設定。
電気を消したら部屋に人影が → 着けたら誰も居ない → 消したら人影が近づいてた！
って、単純にこのシチュエーションは怖いでしょ。
元はYouTubeにも投稿された3分程度の短編動画で、製作者がそのままこの映画の監督に抜擢されたとの事。
ぶっちゃけ短編動画の方が怖さは凝縮しているが、映画はその分ストーリーを工夫して、80分程の長編映画としてきちんと面白い作品になっていました。
今作は登場人物がみんな好感度高いです。
主なキャラは母親と娘と息子、娘の彼氏の4人ですが、彼氏がチャラそうで馬鹿そうで、実際チャラくて馬鹿なんだけどめっちゃいい奴。
娘は弟思いの良きお姉ちゃん。弟もワガママな餓鬼じゃないし、最後まで飽きずに見れたのは魅力ある登場人物のおかげとも思うね。
強いて言えば、母親にはちょっとイラっとさせられたんだけど、母親にもワケがあるしね。
怖いのは序盤だけで、後半は少しアメリカンなモンスターホラーみたいになるけど、映画はなかなか面白かったです。
