(R-18)
スーパーマン棒とオ●パイダーマンが性器のタッグを組んだ！ 邪悪な組織から地球を守るため、最初で最後のコンビ結成。強靱な肉体を駆使して、目の前に立ちはだかるセクシー悪女たちを自慢の下半身で次々となぎ倒していく...。アメコミファンの夢と妄想が詰まった、最強コラボによる痛快パロディ作品の登場だ。(公式プロットより)
レビューするか迷った。
数あるパロディポルノの中でも本作の特筆すべき点は、決して本家ではコラボすることのないであろう二大ヒーローがコラボしているということ！
知ってのとおり、スパイダーマンはマーベルで、スーパーマンはDCコミックだ！出版元が違うから本来コラボはありえない！
割とマジメな話、ここでしか見ることのできない新アベンジャーズを見ることができる！
一瞬しか登場しないけど、キャットウーマンやスーパーガールも出てくる。
スーパーマンに扮しているクラークケントは新聞社の記者。
対するスパイダーマンの昼の顔、ピーターパーカーは新聞社の記者。
つまり何が言いたいかというと、この映画(?)では2人が同じ職場にいるのだ！(描写少ないしピーター覆面脱がないので違うかもしれないけど)
そういうところもロマンあふれる。
残念ながらスーパーマン飛行シーンはない。スパイダーマンが例の糸で街を移動するシーンもほんの一瞬。でもなぜか、そこまで激しいZ級臭はない。普通にまともなB級パロディに見える。
スーパーマンもスパイダーマンも、複数の映画で別々の役者が演じているから、顔の雰囲気が似ていれば違和感ない。スーパンーマン役の男優とか、全く違和感のない顔立ち。
あとスーパーガール役の女優気に入った。
途中、映画パロディシーンのあるAVを観ているのか、HなシーンのあるB級映画を観ているのか分からなくなる時があるくらい、普通に映画として観れる。
交わるはずのなかった2つの世界がコラボしているのも興奮対象で、スーパーマンが普通に”Are you Mary-Jane Watson?”とか聞いたりするのがツボ。
140分という上映時間の間、ほとんどはポルノシーンなのでメインストーリーはあって無いようなもの。すぐ終わる。4時間くらいあっていいから、もっと長く楽しみたかった。
また、普通に映画として観れることは欠点でもある。
ポルノとして観ると普通だけど、映画として観ると途中のHなシーンが邪魔なのだ。普通にストーリーを楽しみたいと思ってしまう。
鑑賞時の状況的に、ズボン脱ぐわけにもいかなかったし。
「スーパーマンとスパイダーマンがコラボしたら、こんな感じになるのかな？」と、脳内の世界観を広げてくれる良い作品でした。ポルノにしては金使ってるし。
スパイダーマンは股間から糸でも出すのかと思ったら普通に手首から出してた。
せめて乳首から出せよ。
