けんたろう

アメイジング・オッパイダーマンのけんたろうのネタバレレビュー・内容・結末

-

このレビューはネタバレを含みます

スパイダーマン
・・・60年代にアメリカのコミックで初登場以来、数々の強敵を相手に奮闘し続け、またその市民との距離の近さから親愛なる隣人と呼ばれ、海を越え、世界中で人気を博してきた、誰もが知るビッグ・ヒーローである…しかし本人は小さいフィールドから離れようとしない、聡明で崇高で高潔なヒーローである。

2014年、マーベル・コミックはおよそ半世紀にわたる彼(ら)の歴史の中で生まれてきた沢山のスパイダーメンに、新たなスパイダーメンを加えて一大イベントを敢行した。それが「スパイダーバース」だ。
このビッグイベントは世界中のスパイダーマンファンを大いに楽しませた。また、これをもとにした映画が世界中で話題になり、大成功を収めたのも記憶に新しい。

そんな本誌を僕ももちろん楽しく読んでいたのだが、実はそのとき、拭いきれないほどの謎の違和感を抱いていた。
そう、この「スパイダーバース」には"何か"が足りないのだ。異端とも言える東映版スパイダーマンにさえ招集がかかった本誌に、"誰か"が呼ばれていないのだ。
しかしスパイダーマンは好きだが、ヘビーなファンという訳でもない僕にとって、それが一体誰なのかは当時見当もつかなかった。


そして幾年かを経た、2020年6月1日、謎は解明した。

と、いうことで。
ウェブシューターを間違って股間に装着しちゃった男のおはなし。


いやっふぉーーーい❗
Amazonで金をドブに捨ててからおよそ1ヶ月、やーーーーっと観られたーーー‼️

(とはいっても、簡単に侮ってはいけない。公式よりも早くエレクトロを実写映像化していたり、公式よりも早くスパイダーマンとブラックウィドウを共演させていたり、公式よりも多くヒロインを登場させていたりなど、パロディにしかできない事をしっかりやっている姿勢は評価に値すると思う。だが、)

あひぃーーーーーやっぱりタイトルに申し分ない内容だぜ❗
キャラクターでは、まず、逆セクハラのために瞬間移動をくりだすベティ❗たぶん作中ではコイツが一番強ぇ❗負けるなオッパイダーマン‼️

次に、力を得てもヤることしか能のねぇエレクトロ❗ちんこから電気発射すんなバカヤロー‼️

そしてオッパイダーマン&MJ❗ロマンスに溢れた、あの名シーンから急に口淫コント始めんじゃねぇよコノヤロー‼️

とまぁ作品の主目的が主目的だから、やけにフェロモンまき散らすキャラクターがツッコまずにいられないシーンを幾度も幾度も幾度も幾度も幾度も織りなすのは仕方ねぇとは思う。
また作品の主目的が主目的だから、シークエンスの繋がりが笑えるほど雑なのも仕方ねぇとは思う。
でも同じ体位を同じ角度から何度も見せつけ、何度も何度も「Jesus Christ!」「Oh My God!」「Sexy girl!」を繰り返すエロシーンはさすがにねぇだろ❗目にも耳にもタコができるわ‼️


…なーんてやってるうちに名匠アクセル・ブラウンとの格闘も無事(?)に終えることができたわけだが、「俺は朝っぱらから何してんだろう」という感傷にはやっぱり浸らざるをえなかった。
そして、購入したオッパイダーマンのソフトが2本残っており、近いうちにまた戦わねばならないという事実がその気持ちをさらに増幅させた。

しかし要領は得たわけだし、次回はどうってことないだろうとも思う。実際のところその2本は面白そうだし、なんの憂慮もなく観賞できるだろう。
そういうわけで本作を観た後、僕の期待はほんの少し膨らんだ。

…え?膨らんだのは期待じゃなくて股間だろって?
いやいや😄こんな作品で股間が熱くなるだなんて、そんなこと流石にあるわけねぇだろ😄バカかおめぇは😄
さ、トイレトイレ。