真っ黒こげ太郎

サイレント・マウンテンの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

サイレント・マウンテン(2011年製作の映画)
3.8
いやいや、思いっきり窓辺に人おったやん!!!wwwwww
つーかあんな堂々と部屋の中横切ってるのに気づかんのかいっ!!!!!wwwwwwww



休暇の為、地元の山奥のロッジにやってきた歌手のウィノナ。
飲みに来た近くの町でかつての恋人リックと再会し、リックや連れの友人と一緒にロッジで飲み直すことに。
何だかんだで友人もお泊りし、皆イチャコラS〇EXに興じるのだった。

しかし翌朝、車が壊され友人達が何者かに惨殺されてしまう!!!
彼らは、謎の人食い殺人鬼の標的となっていたのだ!!!!



山奥のロッジに現れた殺人鬼の恐怖を描く、スウェーデン産のスラッシャー・ホラー。

監督は「悪霊のはらわた」のソニー・ラグーナさんで、何でも予算約50万円とのこと。
安っ!!!
まぁ、世の中には6千円のゾンビ映画や6万円のよう分からん映画があるので、まだまとまった予算…ではあるのか?
(感覚が麻痺してんなwwwwwってかそんな映画ばっか観てる俺って…wwwww)


そんな50万の映画がどんな内容かと言うと、実に王道なスラッシャーホラー!
主人公周りの設定は少々ヒネってあるが、内容自体は”山奥で殺人鬼に襲われる”系のようあるお話!!!!
当然、グロは勿論オッパイシーンもあり!!!!

しかし、本作は低予算ながら、意外にも雰囲気などはしっかりしている。
グロシーンも数少ないながらも、首チョンパに胴体切断、人体解体など意外にしっかりした出来。
暗さや血糊で誤魔化していた感もあるが、スプラッター映画としては十分見ごたえはあったと思う。
後半の、殺人鬼との攻防や逃亡戦なんかもそこそこ緊張感はあったかな。


半面、話は正直アレな所滅茶苦茶多し!!!
上記のシーンだけならず、床に血糊が付いていたにも関わらず、あんまり気にせず片づけてしまう!!!
いやいや、そこは気に留めようよ!!!!

ってか、正直外に出て走って逃げれば良くね!?w
わざわざ車のカギ取りに行かんでも!!!

ってか後半で何で殺人鬼がいるのか明らかにはなるけど、ちゃんとロッジの場所は確認してから行こうよ!!!!
(ってかわざわざ脅かすために待ってたり、わざわざ鍵置いといて待ち伏せしていた殺人鬼も律儀だなw)

そんなこんなで、お話はアレ気味だったが映像面やグロシーンはしっかりしていたし、スラッシャー物の基礎基本は押さえていたので、意外にも退屈せずに観れました。

まぁ、正直ショボいとは思うけど、頑張った賞ぐらいはあげてもいいんでないかね?w
尺80分もない映画なんで、ササッと観れるし。

しかしそのまんま「死霊のはらわた」だった「悪霊のはらわた」もそうだけど、ラグーナさんはこういうジャンルが好きなんだろうなぁ。