片腕マシンボーイ

パンク・シンドロームの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

パンク・シンドローム(2012年製作の映画)
2.9
ペルッティ・クリカン
4人の知的障害者により結成されたフィンランドのパンクバンドを追ったドキュメンタリー

といっても、元々パンクなんてもんは何かしら社会と馴染めない者が憤りを表現するスタイルであって
その要因が貧困だろうが思想だろうが
例え心身の障害であってもパンクの精神の前では平等なので
“障害者の”パンクバンドって枕詞は不要かもしれない

ペルッティ・クリカン
フィンランドの4人組パンクバンドを追ったドキュメンタリー

ロックミュージックを細分化すれば限がない
ロックンロール、ガレージロック、ブルースロック、ハードロック、オルタナティブロック、グランジロック、プログレッシブロック、メタル、ハードコア、etc…
その中のひとつであるパンクロックだが
正直僕は専門外
学生時代にパンクの基礎の基礎、ピストルズやストゥージーズ、パティ・スミスにクラッシュを少し齧ったくらいか?
好きなバンドやとヤーヤーヤーズやリバティーンズがパンクに片足突っ込んでるくらいか?
だからペルッティ・クリカンのパンクミュージックをどうこう評価できるほどの知識も感性もないが
歌詞はけっこう良かった
メロディラインとかはまぁパンクやなぁ…と

ただの好奇の目ではなく
ひとつのパンクバンドとして彼らの音楽を楽しんでいるフィンランドのファンや社会は素敵やなぁ