ビフタネン

パンク・シンドロームのビフタネンのレビュー・感想・評価

パンク・シンドローム(2012年製作の映画)
4.5
『少しばかりの敬意と平等が欲しい』

フィンランド知的障がい者パンクバンドのドキュメンタリー。

トニ(ビョンホン似....Dr)
カリ(マット・デイモンVo)
サミ(巨漢激ユルBa)
ペルッティ(泣き虫リーダーGt)

開始早々ペルッティ祭りである。
独壇場ペルッティー!
リハでコードとコーラスが上手くいかず
泣き出すペルッティの『泣いてない』問答。

仲間から『うんこ臭い』言われ
『俺臭くない!』問答からの
ピンポイントで菊シャワーには
晩飯吐くかと思いましたが
正面にも特大シャワーヘッドがぶら下がってたもんでマジ吐きました...うむ、オコンネル、トムハが束になっても勝てん(´・_・`)

ボーカルのカリもなかなか熱い男でグループホームがご不満のご様子。
『施術士のバカ』連呼マジ切れレコーディングの挙句
ホームメイトのサミとの喧嘩に発展し解散の危機!
バンドってこうやって分裂するんやね...

恋、友情、うんこ、ちんこ、
様々なドラマを乗り越えた先にあるペルッティのギターソロは
クラプトン級の眼差し!てかちょっと似てるのか。

彼らの代表曲であろう『言語障害』はペルッティの悲哀を歌ったかなりの名曲である...超エモい.../ _ ;

うん!とにかくイカしたドキュメンタリーでした!

ちなみに本作のフィルマークス説明文に『サミは競技会で屈辱的な失敗』とあるが屈辱的史上最大の劇ユルであった。
しっかりシメとけ!( ;´Д`)

おしまい。
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