フォロワーさんたちの間でも評判で、前から観たかった本作。
このネーミングセンスからしても期待を裏切らないと確信してましたが、期待どおり、これはイカしたB級ゾンビコメディでした!
トラックの荷台から汚染物質の入ったドラム缶が落っこちてコロコロりん、湖にポチャリ。
その汚染物質によって、湖のビーバーたちがゾンビ化し(=ゾンビーバー)、ゾンビパニックを巻き起こす。
ってなコテコテの設定なのですが、この湖畔のコテージにバカンスで若い男女6人が訪れて...というね、これまたお約束のコテコテ設定であります。
しかしなぜその汚染物質がビーバーたちをゾンビ化させるのか?
なんて野暮な質問は無しね♡
というか、そもそもこの映画にそんな説明など必要ないのです!
襲い来る愛くるしいゾンビーバーに胸キュンし、襲われる人間たちのヘッポコパニックに爆笑すべしっ!
しかしこのゾンビーバーの造形、その動き、もう最高かよ!
パペット感丸出しというか、まんまヌイグルミだし、その動きも糸で引っ張ってるんじゃね?としか思えないチープさにうっとりです。
ここまで徹底されると、俺たちゃB級テイストの王道行ったるんじゃ!みたいな製作陣の気概すら感じられるようで清々しい。
そして若い男女6人のバカンスとくれば、当然、ポロリや、脱ぎ要員がどの娘なのか、など期待が高まるわけですが、ポロリどころか、のっけからババーンと全開披露でお約束守ってくるあたりも◎。
しかもこの男女6人、皆そろってポンコツ厨二病でして、男も女もS〇Xのことしか頭にない(苦笑
もうゾンビパニックなのか、厨二病的発情パニックなのか、どっちのパニックも混ぜこぜになって、極上のB級パニックを見せてくれます。
個人的には、脱ぎ要員のカワイ子ちゃんよか、地味なメガネっ娘の下着姿に萌えましたが、またそのメガネっ娘のとんでもシチュエーションでの発情行動や、その発情行動が引き起こすとんでも展開に爆笑でした!
ラストも、あらー、そうなるのねー、でもなっとくー、てな感じでB級らしいユルいノリでジ・エンド。
見どころは、ゾンビーバーに噛まれた人間がゾンビーバー化するシーンかな。(単なるゾンビ化ではないのですw)
あとエンディングに流れるユル~いオリジナルソングは必聴です!
...もうこの曲、反則!! 耳について離れませんww