Sakurita

デュエルのSakuritaのレビュー・感想・評価

デュエル(1976年製作の映画)
3.7
だんだんと異世界な映画になっていくのが面白い。
最初はミステリーで、生々しい人間関係のもつれを解こうと物語が進んでいく。だが本当はもっと神秘的なものに魅せられた人間たちの話で、人間離れした存在もコミュニティに複雑に入り込んでいた。私にとっては、その人間離れした彼女らの方が、より生々しい人間のように思えた。

煌びやかな女性たちが、だんだんと神秘的な、あるいは残酷な世界へと引き込まれていく過程は虚しく、だがはかなく魅力的であった。
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