ジャケットから、勝手にマラソンとかの話かなと思い込んでたけど、全く違った。
養護施設で働く若者たちと、そこで暮らす子どもたちの姿を描いた、社会的な作品だった。
子どもたちそれぞれが抱えた計り知れない心の痛みに寄り添うことができる主人公グレイスは、本当に素敵な女性だ。
ただ、優しすぎる。その優しさで自分を苦しめてしまう。
中盤の展開では、涙が止まらなかった。
ジェイデンの迫真の演技
マーカスの最年長としての優しさ
最終的には、すごく心が温かくなった。
チョコレートドーナツと同じくらい、人にオススメしたいと思える作品。