問題のある子どもたちの一時預かり所で働くグレース。物語が進むほどに彼女の人生もまた、預かっている子どもたちに負けず劣らず苛酷なものであったことが明らかになるしかけ。
こういう現実って苦しい以外の感想が思い浮かばない。マーカスのラップやジェイデンの寓話…ストレートにあげることの出来ない「たすけて」の叫び。
『ルーム』のブリー・ラーソン主演ということでも注目した作品。秀作。
普通ってなに?って良く聞くけど普通の幸せを大抵の人は知ってるはず。それを知らない彼女たちが普通の幸せを手に入れるために傷つきながら、それでも前を向いていく姿に感動です。