カフェオレ

ショート・タームのカフェオレのレビュー・感想・評価

ショート・ターム(2013年製作の映画)
4.0
様々な問題や事情を抱えたティーンエイジャーを短期保護する施設"ショートターム12"。
そこで働くグレイスが共に施設で働く恋人のメイソンや、施設のティーンエイジャーたちと過ごす日々を通し、人の心の繊細さや、人との向き合い方などを描いている。

誰もが問題やトラウマを抱えているし、それが他人に話せることではない。
そんな塞ぎ込んでいる時でも、寄り添ってくれる人がいるだけで、心を開いてくれる人がいるだけで大きな支えになる。

人との距離感というのは非常に難しいと感じるシーンは日常的にあり、寄り添いたい相手に寄り添えない、わかってもらえない時はもどかしくどうすればいいのかと悩むこともあるが、その答えがこの映画にあるような気がする。