べっさん

薄氷の殺人のべっさんのネタバレレビュー・内容・結末

薄氷の殺人(2014年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

なんか殺人を犯したとは言えグイ・ルンメイの
夫婦が一番まともに見えるんですけど。

グイ・ルンメイは賠償金を払えず、その代わりに犯され続けたから仕方なく殺しちゃったわけだし夫は死んだふりをして彼女の身の回りを守っていたわけだし、むしろエロで酒飲みの元警察の
主人公やクリーニング屋のエロ親父の方が
よっぽど許せないと思ってしまうわけです。
主人公の奴なんて観覧車でグイ・ルンメイと
いいことしておいてから警察に証拠とか
出して手柄を立てるなんてただのクズ野郎
じゃないですか。

それで警察の祝賀会行ったり、ダンスホールで
踊り続けたり、街中で花火打ち上げたり。
良く行動が分からない。

なら一緒に逃げるとかさあしてやれよ。
中国だと無理なのかなあ。

鵞鳥湖の夜は、それでも最後は女性に救いが
あったじゃないですか。

ちょっとやり切れない。

中盤の「主人公の元同僚の警察官が殺されて〜主人公が車の中で寝てて〜満員バスに乗って〜食堂〜ダンスホール〜氷のアップ〜トラックから氷を出している〜トラックが止まっている所へ主人公のバイク〜バラバラ死体を運んでいる犯人を尾行する主人公」の辺りが色々端折りすぎたし、アングルも不親切で位置関係や人物が分かりづらい。まあそれが味と言えばそうかもしれないが、
初見だと理解できない人も多いのでは?
べっさん

べっさん