片腕ファルコン

ゼロの未来の片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

ゼロの未来(2013年製作の映画)
3.8
正直言うとテリー・ギリアムが苦手だ。
特に未来世紀ブラジル 。。
それでも『ブラザーズ・グリム』から映画館で見続けてたけど、無理はやめとうと今回パスした。

しくった!今までで一番面白い!

コンピューターで世界を支配するマンコム社でエンティティ解析の任務を務めるクリストフ・ヴァルツ!!フィルマークスでやたら人気者ですね。

マンコ ム社のトップのマッドデイモンからゼロの数式の解読を任されるワケですが・・・
この【ゼロの定義】…正直どうでもよくないすか!?まぁ絶対深い意味合いがあるんでしょうけどさ、そんな事よりマンコ ム社のヴァルツの生き様を応援する映画だよ、コレは!!

その部分だけ見ると コミュ障の男子が人との関わりを持つことによって成長していく…2chからよく生まれがちな話でもあるけど…やっぱり感情移入しやすい!!
あのヴァーチャルセックスみたいなくだりも何度も映画で見てきたけどそれぞれ個性があって楽しい!そして今まで一番クオリティーが高い!!

外の世界観もたまらないですね!!そこまでぶっとんだ近未来仕様でもないし妙に説得力を感じました。ここを受け入れられたのも評価につながった気がします。現に未来世紀ブラジルは世界観からちょっと拒否反応を起こしてましたもん。。

そして、マンコム社のヴァルツが最後に選択した道。僕はデビッドリンチの『エレファントマン』を思い出しました。人間らしくありたいと思う気持ち、見た人によってハッピーエンドかバッドエンドか分かれそうですが、僕は清々しい気持ちになれましたよ。

個人的にはティルダ・スウィントンがかなりツボでした!!

マンコム社、スゴイなぁマンコム社。