ゆきむら

ゼロの未来のゆきむらのレビュー・感想・評価

ゼロの未来(2013年製作の映画)
3.5
観ようと思ったきっかけはたまたま見かけたテリーギリアムのコメントで、
「日本に初めて来たとき、西洋風ホテルに泊まってそのあとアキバに行ったんだ、そしたら目まぐるしいくらい訳の解らんギャップでカルチャーショックを受けたのさ」って、
ほほう、それって自分が海外旅行に行って当たり前に感じることをテリーギリアムくらいクレイジーカオス(賞賛)な人でもベタに思うんだってところだった。
渋谷にいる外国人がスクランブル交差点で信号が青になるのを待って、青になった瞬間にここだ!とみんな一斉に写真を撮り始めるのって何がおもしろいの、なんでそんなところなん。って思うけど逆いえば同じことなんだよなあ。

人生を100として誰しも生きている「今」は100には到達できなくて、その100ってのは結局何もない0と同じで、ゼロを理解するためには普段何も考えずにスルーしてる人との会話だったり、身近にあるちょっとした幸せだったり、それにきちんと向き合って対話しないといけないよ、ってことなのかな。
まあ解釈は人それぞれ、自分の思ったように吸収するのが一番いいよってことですね。

まあとにかくテリーギリアムの世界観がやはり素晴らしすぎる、というか好きすぎる。
色とギミックとガジェットと。
お金と時間とカオスな脳みそもった人が、本気で欽ちゃんの仮装大賞出ちゃった感じの、あーそういうアイデアいいね!ってのがところどころに。

未来世紀ブラジル好きなひとはもちろん、
個人的にはモンティパイソンが好きなのでそっちに近い印象だった。

この映画のアートワークブック出てたら欲しいな。
見つけたらブルーレイかう。