何が凄いって、主人公の少年とその姉の成長を待ちながら撮影してたって事。メイソン役の少年が6歳から18歳になるまでの12年間の間にタイミングが来たら撮るという手法。
これ、商業映画じゃ考えられないよね。
どう考えてもコストパフォーマンス悪すぎ笑
だけど、監督は「ビフォア・サンライズ」のリチャード・リンクレイターで、母親役でパトリシア・アークエット、別れた父親役でイーサン・ホークを稼働させてる辺りで、ギャランティ発生してるしで。
そして、この映画では、姉弟が成長してるのを、極めて自然に見せているところが良い。で、監督の狙っていた意図としてのメイソン少年が18歳になる辺りは、なんだか目頭が熱くなってくる。
こういう手法こそ、もっと増えたらいいのに。
