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6才のボクが、大人になるまで。のTSのレビュー・感想・評価

4.8
上映劇場が少なくて公開からなかなか見れないもどかしさが爆発した...この映画をどうしてもみたくさせる魅力は、やっぱりリンクレータ監督の今まで他の映画にない12年間、同じキャストでリアルな時の流れ、成長過程を描いている魅力がありそれだけで血が騒いだ。
ビフォアーシリーズから出演している、イーサンホークも息子なら本音をいいたくなる父親役が自分も男としてかなりしっくりくる部分だった。

メイソン・サマンサの姉弟。両親の関係、生活環境の変化、小さい時からの体験から、人として強くなり少しずつ自我が形成されていく過程が、誰もが自分に置き換えれることだろうと思った。

高校を卒業して大学に出て行く時、家族から離れれば授業なんかより自分の好きなことができる、全てが自由に生活ができるワクワク感を最近のことのように思い出した。

誕生日に名前を書いた聖書をプレゼントしたとき、なぜかペーパームーンを思い出し笑ってしまった。

”Boy Hood”という男の子目線での成長過程は、男だからこそ同感する部分が多くあり是非多くの人に見て欲しいです。
あらためて、アメリカの人・ストリート・車・家・学校・遊び...日本とは明らかに違う文化だけど格好良さがそこにはあると感じた。
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