ぢん子

6才のボクが、大人になるまで。のぢん子のレビュー・感想・評価

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観てた、と気が付いた再鑑賞。
というか観てたの忘れてる私、ちょっとどうかと思うぞ。
時間が経つ毎に、メイソンとアリソン?(姉ちゃん)映るのがハラハラした。
最初は、何年に一度会うか会わないかな親戚のおばさんの如くだった。周りの人に「あの子ってメイソン?」と聞いて飛んで行く人。で、メイソンは、覚えてないので苦笑いして覚えてなくて、足早に去る人。になってた。

でも、中盤くらいからメイソンの気持ち寄りになり、心が忙しい作品だった。
というか、監督。
「あの頃」の心情、揺れ、親のこと、友達のこと、記憶とかでなくて、感覚として今も一緒に心にある感じがした。ほんの些細な事や日が、大人になってから、あれがあったから的な大きなことだったりする感覚も。

パパ!お父さんとして、あんなにキチンとお父さんなのに何故?とずっと謎だった。後に分かって引っくり返りそうになったけど。だから、一所懸命だったのか、とかも思ったり。
ある約束を破ったのが親子のズレあるあるかもなぁと思った。
アラバママん!やっぱり髪が短くてブロンドが似合う!としみじみ。しかし男を見る…
アリソン?姉ちゃん!あらまあ、とビックリしました。

アメフト試合へ行かせる口実の話のくだりと、ラストの会話、とても印象的だった。
ぢん子

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