ねぎおSTOPWAR

6才のボクが、大人になるまで。のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

4.0
最初はね「(メイソンの成長を見て)またよく似た子をキャスティングしたなー」と驚いていたんですが、「それにしてもこの長女は他人じゃないよ、姉妹かなぁ・・」とか考えていました。
それがエンドロールでね、サマンサ役がリンクレーター(監督と同姓で実際娘さん)じゃないですか!で、調べてビックリ‼️

なんと2002年から2013年にかけて断続的に撮影しただと!!?スッゲー!
監督、スタッフ、どうやって食べてたの!?
そう言えばカメラマン二人だった。
まずこれだけの時間を付き合ったイーサン・ホークもさることながら、モチベーションを維持した監督、いや皆さんに敬意を評します。
素晴らしい!!

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アカデミー受賞作品を観よう95(2014年第87回助演女優賞パトリシア・アークエット)
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いろんな親がいて、子がいて、それは国を問わず。そして血の繋がりにもちろん意味はあっても、人間の変化、成長の手助けは血縁に関係ない人間が重要だったりするわけで。
また適切なタイミングじゃないと言葉は届かなかったりもする。そこらへん親は砂漠に水を撒くような感覚の中、積み上げるしかない・・。

これについてこの映画はラストにセリフで示唆してきます。
そんなタイミング、一瞬を逃しちゃいけない・・いやむしろ《一瞬》の側が我々を逃しはしない。
面白い発想ですよね。
楽観的でハッピーな方法。
笑う門には福来る。
メイソンに幸あれ。

お母さんが壊れなくて良かった。