若尾文子映画祭にて。
隅田川を背景にベートーベンの運命が流れるOPがキャッチー。
工場の労働者たちのオーケストラに鶴田浩二・若尾文子・川口浩の三角関係の不協和音を交えながら起こる悲劇とラストのハーモニーにしんみり。
微妙なすれ違いがもどかしくてとりあえず鶴田浩二演じる天才指揮者のタイミングの悪さがあかん。鶴田さんを一途に想うあややのエアバイオリンが可愛かった。あの野外の演奏会場のシーンは「素晴らしき日曜日」を思い出す。
川口浩はまたすねたワガママ役演ってた。ああいう役ホント似合わなくて毎回笑っちゃう。
話自体は特別良くもわるくもないけど、ドヴォルザークやシューベルトなど様々な名曲が演奏されクラシック音楽好きには胸熱かもしれない。
バイオリンを弾くあややを初めてみたので新種のポケモン見つけたみたいにテンションあがった。