あの子ら

物置のピアノのあの子らのレビュー・感想・評価

物置のピアノ(2012年製作の映画)
1.5
震災後の福島っていう土地で、色んな人の苦しみを描こうとしたのは分かるんだけど、首を傾げる箇所も多くて複雑。

・福島で暮らす人が、福島で開催されているトラック市の農作物を「病気になる」と作りの手の目の前で叩き落とす
・体育館開催のチャリティイベントで、学生吹奏楽に「なんかよく分かんなかったな」と文句が飛びかう

え……
方言感も統一されてないし、リアルな部分が多い分細部が大事にされてなくて残念。
弟の死は震災と無関係な上、物語的にも浮いてるし…
典型的な田舎の長女教で、姉も最悪な性格で、ただただ主人公が気の毒な映画。
ラストいい雰囲気出しつつ「あの子はお前と違って難しいよ」なんて言ってたのドン引きした
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