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謀議/コンスピラシー アウシュビッツの黒幕のmhのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

ナチスドイツの高官たちがユダヤ人の絶滅について話し合ったヴァンゼー会議がテーマ。
最初から最後までずっと会議してる「12人の怒れる男」みたいな感じ。それもバッドエンド版。
世界をより良くするためユダヤ人にはヨーロッパから退去してもらうことについてはもちろん全員一致。
じゃあ具体的にどうすんの? ってあたりをえんえん話し合う。
ドイツ人とのハーフはどうするかなどを、ニュルンベルグ法と照らし合わせながら論じる。
法的に難しいなら、新たに法律作ればいいじゃない。だってこの中に法律家何人いんのよという質問に半数以上が手を挙げるというディストピア感。
一酸化炭素ガスで殺すと、ユダヤ人がピンク色になるというブラックジョークなども交わされる。
こうして、ホロコーストが本格始動したという終わり方。
コリンファースやトム・ヒドルストンも出演している。
テレビ映画でこのクオリティはさすがHBOとしかいいようがない。
面白かった。
mh

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