このレビューはネタバレを含みます
ダークナイトの悪い意味でリスペクトした感じ。今はやりの昔のヒーローものをより現実味を出して悩んだりする主人公にするパターンだけど、正直失敗していると思う。
ターザンというのは爽快にジャングルの王者という立場があるのに色々しがらみに悩んじゃってて利権争いも加わり、映画冒頭がわかりづらくなっている。
失敗点は大きく二つ。
まずはターザンの見所であるなぜ彼がジャングルの王者となったかがダイジェスト過ぎて感情移入しにくい。ジャングルで生まれた、ゴリラに育てられた、運命の人にジャングルであったなど要所要所説明が入るが王者となったのか?は皆無。残念。
あと一つが致命傷。ターザンが意外と弱い(笑)
筋肉ムキムキで戦うがほぼタイマン負けている。あと戦うシーンが少ない。クスリトフヴァルツの蜘蛛の糸使いの方が普通の人間なのに強いと思ってしまう。最後、首の力だけでちぎったのは笑った。
あと牛のシーンとゴリラと戦うシーンは迫力あったし、
クスリトフヴァルツ、サミュエルLジャクソンのジャンゴコンビが出てるだけで嬉しいので見る価値はあるかも。
サミュエルはやはり笑えるし、クスリトフヴァルツは敵役で嫌な感じにしたら一級品。