M少佐

テッド 2のM少佐のネタバレレビュー・内容・結末

テッド 2(2015年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

 「くたばれカーク船長!」

あれだけ騒いで結婚したジョンは離婚!
そしてテッドが前作のレジ打ち同僚と結婚!なんだそりゃ(笑)
しかしテッド夫婦が子供が欲しいと言い出したら司法が横槍を入れてテッドの権利を全て剥奪し、ただの物だと決めつける。
テッドの奥さんは麻薬のヤりすぎで子供が産めず養子を取ろうにも何も出来ない。
新米弁護士と裁判を起こすも敗訴。
別の弁護士を頼むも色好い返事は貰えず結局ニューヨークまで来て無駄骨。
落ち込むテッドは何故かニューヨークコミコンへ参加。
クズ共に囲まれて癒されたいとか言動がクズ( ´∀`)
そこへ前作のテッドラブの変態、一度はテッドを死に追いやったドニーが又も拐いに来る。
バラしてテッドを大量生産すると言う。
計画は失敗したが逆恨みしたドニーはジョンに大怪我をさせてしまう。
しかしジョンの怪我に涙を流すテッドはテレビで流され、人間性有りと裁判で勝訴。
養子も貰えて、ジョンには彼女も出来てハッピーエンド。

物語が地味な奇跡のヌイグルミなのでスケールは大きくならず、クマが喋る以外は大きな変更は無し。
当然、テッドの私生活を劇的に変化させる…訳にもいかない。
台詞やシチュエーションはふざけ倒していても内容は結構真面目で人権とはなんぞや?と掘り下げてます。
キーアイテムが麻薬や葉っぱなのは前作からのお約束。
ちなみに「コミコン」とはアメリカのSF、映画、コミック、ゲーム、作家との交流目的のイベントで企業参加や新作発表の場であります。
コスプレも多数参加して日本ではコミケットが近いかも。
監督は前作から引き続きオタクネタをぶちこんで来ましたね。
映画のネタも多くて分かる人には笑えるが意味が分からないと作中の新米弁護士同様に頭に?が浮かぶでしょう。

続編物にしては手堅く面白い作品。

モーガン・フリーマンは相変わらず仕事を選びませんな。
マーク・ウォルバーグのダサい髪型最高。

やはり前作と続けて見るのが吉。

コメディ360本目
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