せーや

テッド 2のせーやのレビュー・感想・評価

テッド 2(2015年製作の映画)
3.6
There's a shit on my floor! から3年。
物語はShitからSpermへ。

めでたくタミ=リンと結婚したテッド。
二人は子供を持つという願いのため、養子をもらうことを決意する。
しかし、役所はテッドは人間ではないため、養子縁組を組むことを却下する。

テーマは「人権」。
それだけ聞くと物凄くいい映画になりそうなんですが、そこはそう簡単にはいかない。
さらに激しくなった下ネタ満載の、初デートで絶対見てはいけない、そして地上波では絶対放送されない映画になりました。

監督はテッドの後に、伝説のお下劣映画「ムービー43」の監督の一人に選ばれ、相変わらずなお下劣を披露しますが、今回はなかなかヤバいです。

たぶん、家で酒でも飲みながら友達と見るには十分な映画だと思います。

テッドは人間ではないことが公式に決定され、それを覆すべくテッドとジョンは奮闘するわけだけど、どうにも下ネタを挟まずには気がすまないらしい(笑)。

お下劣を超えるお下劣が見れます。

そんなゲス映画にも関わらず、
出演したキャストは一流の俳優ばかり。
ウォールバーグにアマンダ、ナレーターにはお馴染みパトリック・スチュアート、さらにチョイ役も豪華。

でも、日本人だと笑い所がわからないであろうところがたくさんあります。
アメリカの有名なコメディアンや司会者が本人役で出ていますが、これは相当なアメリカフリークでないと笑えないでしょう。
自分もわかりませんでした。

そしてコメディでぶち当たる英語のジョーク問題。
これも英語がわからないと、字幕とか吹き替えじゃ笑えない。
こういうのが日本人の映画好きには辛いところ。

ただ、前作よりもポピュラーな映画の小ネタが満載なので、そこは嬉しい。
時期的にも、狙ったとしか思えないネタがたくさんです。

笑いどころや下ネタなど
けっこうキツいところはありますが、
自分には十分笑えました。

セリフもテンポがいい。
テッドはやっぱり饒舌です。

ストーリーは…まあ…いいんじゃないですか?(笑)
せーや

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