お下劣中年テディベアが主演のコメディ。前作ではグータラを決め込んでいたテッドがついに結婚し、子どもを設けようとアレコレ奔走するというのが雑なあらすじ。
前作同様、下ネタとパロネタとブラックジョークのオンパレード。映画に詳しい人が観るとなおさら笑えます。
個人的に気に入っているのは、中盤の怒涛のパロネタの嵐。
『ビッグ・リボウスキ』の車中シーンのパロ→『ジュラシック・パーク』の超有名シーンの最高にくだらないパロ(なんとジョン・ウィリアムズの名劇盤をまんま使用！)→『サボテンブラザーズ』の歌唱シーンのパロ(『イージー・ライダー』のパロも合わさってるのかな?)の流れは正直、爆笑しました。
どのパロディにもまったく必然性や意味がないところもバカ丸出しでいいと思います。
キャストも無駄に豪華になっていて面白かったです。リーアム・ニーソンは最近いろいろと開き直りすぎ、よくやった。
ヒロインのアマンダ・サイフレイドの好演も素晴らしかったです。アレを模したパイプを咥えさせられたり、やれゴラムに似てると揶揄されたり（両者の邂逅シーンも爆笑モノ）、たいへんだったでしょうに、good job。
マーク・ウォルバーグはバカがいちばん似合いますね、やっぱり。
うだうだと書き連ねましたが、アホな気分に浸りたいときには、打ってつけのコメディ作品だと思います。劇場でぜひ大笑いしてはいかが？
