らいち

ハッピーエンドが書けるまでのらいちのレビュー・感想・評価

3.0
新作DVDレンタルにて。
DVDパッケージから察するに、リリー・コリンズのラブスートーリーと思われたが、文才に恵まれた一家の悲喜劇を描いたホームドラマだった。有名小説家の父は別れた妻を忘れられず、別れた妻は若い旦那と現役の一方で娘との確執に悩み、大学生の娘はカジュアルなセックスに興じ、純朴な高校生の息子は高根の女子に片想い中。恋愛関係を軸に4人のそれぞれの生活と変化が描かれエピソードは盛りだくさんであるものの、ドラマティックな展開が皆無で平凡。同種の過去作で感じた以上のテーマ性が見えず、本作で勝負しようとした製作側の意図がわからない。また、「小説」という創作能力に秀でた家族であるのに、その設定を活かし切れていないのが勿体ない。
「きっと星のせいじゃない」の同監督による映画とは思えないレベルだが、実は本作が先で、監督の長編デビュー作だったらしい。ということで、これからに期待です。
リリー・コリンズとジェニファー・コネリーの太めの眉毛が親子役に説得力をもたせる。あと、感謝祭の七面鳥の丸焼きは缶ビールで蒸すと美味しくなるのね。
【60点】