ももさく

パディントンのももさくのレビュー・感想・評価

パディントン(2014年製作の映画)
3.6
探検家が知識のあるクマ夫婦と出会い、いつかロンドンを訪ねてきなさいと帽子を渡し別れる。時はたち甥のクマがロンドンを訪ねる事となる。

パディントン(ベン・ウィショー)叔父叔母とペルーに住んでいた。叔父の教えを守り帽子の中にはマーマレードサンドが入っている。

ヘンリー・ブラウン(ヒュー・ボネヴィル)家族想いだが、それゆえの冷たさもある。でも本当は優しい家族の大黒柱。

メアリー・ブラウン( サリー・ホーキンス)最初からパディントンに優しく接するヘンリーの妻。

ジュディ・ブラウン( マデリン・ハリス)ヘンリー、メアリーの娘。色んな言葉を覚えるのが得意。好きな男の子がいる。キモいが口癖。

ジョナサン・ブラウン(サミュエル・ジョスリン)ヘンリー、メアリーの息子。物作りが好きで宇宙飛行士になりたい。

バード夫人(ジュリー・ウォルターズ)親戚のおばあちゃん。感が鋭い。掃除機をコレクションしている。お酒が強い。

ミリセント・クライド( ニコール・キッドマン)剥製を作るのが生きがい。

サミュエル・グルーバー( ジム・ブロードベント)骨董品屋。

他登場人物→ブラウン家の隣人、パディントンの叔父、叔母、ミリセントの父、監視員、タクシー運転手他。

声出演者→松坂桃李、斉藤由貴、古田新太、三戸なつめ、木村佳乃、西田光貴、定岡小百合他。

「新しい場所は不安だよね」

クマが立って喋っていても人間はビックリもしない世界観。こういう作品結構好きです。「スチューアートリトル」や「イースターラビットのキャンディ工場」なんか好きな方にはオススメ。

「ドクタードリトル」や「メンインキャット」「ベイブ」なんかも喋っるって部分では楽しい作品。

とりあえず感動したのは吹き替えの芸能人がみんな上手い。松坂桃李の優しい口調がとても良かった。パディントンのキャラクターがとても愛らしい!敬語で紳士的だけどおっちょこちょい。でも失敗とかにもイライラしないし見てて癒される。服を着たら帽子との組み合わせが更に可愛さを倍増!。

マーマレード、帽子、スノードーム、地震、鳩、駅、養護院、歯ブラシ、ダッフルコート、パン、お風呂、自然史博物館、老熊ホーム、屋根裏部屋、ハンディ掃除機、エスカレーターと犬、スリ、パパの女装と義手、セロテープ、火事、長めの帽子からてんこもりも印象的。

螺旋階段が長〜いブラウン家!ドールハウスを開いたみたいに表現される各部屋の説明や汽車のお茶セットとか!全体的に可愛らしい。地理学者協会は特に凄っ!昔のラブホテルってこんなのあったはず。

「アクアマン」見た時にも思ったけどニコールキッドマンって怖いくらい全然老けないしスタイルも抜群ですね。現在52歳のようです。IQも132で頭もいいんですね。

ミッションインポッシブル?って思えたあのシーンが一番好き!そこで笑い、そこで号泣でした。ストリートミュージシャン含め音楽も全体的に素敵。

変わり者でも誰とでも家族になれるって事かな。とても優しい作品!。

「このくまをよろしくお願いします」

吹き替え、字幕両方鑑賞dtvにて。