nao

パディントンのnaoのレビュー・感想・評価

パディントン(2014年製作の映画)
4.0
キャラクターとして パディントンって昔っから知ってたけど、
果たして クマなのか、モサモサした犬なのか、ぬいぐるみなのか?
。。。
ま、クマだってのは知ってたんだけど、
こんなに礼儀正しい(でもたまに野性も出る)喜怒哀楽もあって、かわいくて憎めないクマだったとは!(๑´ㅂ`๑)
んで、こんなに おもしろいストーリーだとは!(かわいらしい感じの、お子さま向け?だと勝手に思ってた)

パディントンの表情がめっちゃ豊かで よかったなー
色々な感情をもつし、とにかくおっちょこちょいで 予想外のドタバタが笑える、(はじめは んん?と思ったけど、観てるうちにどんどん はまってきた)
でも基本は 穏やかな心優しいクマなので、見守りたい気持ちになった。


相変わらずの美貌をたもってる ニコール・キッドマン、
元ダンナさんの 出演作 ミッションインポッシブル風な宙吊りを やったりして、
それゆえの笑えるシーンに挑戦するのは さすがだなーと思った。
他にもなんだか笑えるとこがいっばい!あって コメディ?と思いきや、
とてつもなくせつなくなっちゃう部分があったり、郷愁や家族愛も すごく感じられるストーリーだった。

パディントンがお世話になるブラウン一家の、
パパは ‘ダウントンアビー’ のお父さん、
ママは ‘シェイプ オブ ウォーター’のサリー・ホーキンス、
(こっちの素敵なママ役を先にみたら、シェイプ オブ ウォーターに対する自分の印象も もうひとつあがったと思われた)
この2人がとにかくいい味出してたな。。
あとは、衣装や美術、特におうちがすごくステキだった。
らせん階段の壁に 花が咲いてる木、ジョナサンの遊び心ある部屋、
パディントンと一緒に、
ロンドンのいいところを巡ってるようで楽しめたのもよかった。
気になったのは
マーマレード・サンドや、
帽子のなかに非常食ってのは、
ロンドンでの常識なのかな、この物語のなかのことなのかな…

期待よりもおもしろかったパディントン、
2もすぐに観てみよう と思った
nao

nao