bibliophage

肉のbibliophageのレビュー・感想・評価

(2013年製作の映画)
3.8
夏休みの2作目。タイトルとサムネにつられて鑑賞。めっちゃ重い。原題がWe are What we are、英語のニュアンスはよくわからないけど、直訳すれば、我々は我々だ!、変われないんだ!ってことなのかもしれない。やっぱり逃れられないモノってあるのかもと思うと気が重い。

冒頭、嵐の仲を買い物に出るパーカー家のお母さん。肉屋さんへ。行方不明者のチラシ手を伸ばす。その直後、体の不調から倒れてしまい、水道管で頭を打って無くなってしまいます。パーカー家は、父と美人姉妹と小さいな男の子。この家族には秘密があって、タイトルからもわかってしまうけど、ある「肉」を食べる。これまでお母さんが行っていた儀式(作業?)を娘が引き継ぐことになるのだが…。

娘2人は受け入れられない因習を今回限りと受け入れようとし、男の子は理解しておらず、危ういことをしてしまう。嵐がいろいろな証拠となるものを下流へ運んでいく。そしてお父さんがだんだんと壊れていく様が怖い。料理は超グロい。娘が行方不明の老医師が立ち向かうシーンで気持ちを想像してしまい、胸糞でした。そして何よりも、予想できていなかったあれ。そしてタイトルへ戻るってことなんだと思いました。
bibliophage

bibliophage