ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦の作品情報・感想・評価

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「ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム0対31からの挑戦」に投稿された感想・評価

光一

光一の感想・評価

4.5
久しぶりにちゃんと泣いた。サッカーに興味ない人も観て欲しい作品。
 
シナリオ点4
構成点5
演出点4
映像音楽点3
印象点5
エモーショナル点5
追加点✕
総合点4.5
Hayato

Hayatoの感想・評価

5.0
こんなにラブリーな映画ない。フィクションでもこういう筋書きにはならないと思う。やっと17年前に見た雑誌のスコアの当事者たちを見られた。FIFAランキング下位チームはどういう気持ちで戦ってるんだろうとか、トランスジェンダーはW杯出れるのかとか、薄々気になってたことが取り上げられていたのが興味深い。この代表チームの映画の続きを自分の目でリアルに終えることがこの上なく楽しみでうれしい。
大好きな映画。サモアの風景も、人も、素晴らしい。サモアに巻き込まれていく監督もいいんだな。サッカーの内容はアレなんだろうけど、試合シーンはこっちも盛り上がったなあ。
2001年FIFAワールドカップ予選でオーストラリアと戦い0対31で負けたサッカーアメリカ領サモア代表。10年以上FIFAランキングで最下位。しかし彼らは闘志を失わない! ドキュメンタリー。


負けた試合の後に監督が、「敵は9点取ろうと思っていたが、8点の失点で抑えることができた!」的な言葉で励ましているのは笑ってしまった 笑


国のサッカー代表選手ながら、皆アマチュア。各々仕事を終えてから練習に励んでいる。

プロ選手はお金を渡すとやる気が出ることもある。しかし、アメリカ領サモア代表の選手達はサッカーが本当に好きでやっている。たとえ負け続けているとしても。いつかの勝利の日を夢見ている。


アメリカ領サモアの人々の人柄や考え方が良かった。
全ての人が一つの家族であるという心が人々の中に根付いており、第3の性も存在する。第3の性を持つ人は男性・女性両方の心を持つ存在として尊ばれている。

島国だからかなんだか穏やかで優しい雰囲気を感じた。選手達も前向き。


彼らの元にやってきた、バリバリのベテラン監督。ある理由もあり外国からやって来た監督がだんだん優しい表情になっていくのには驚いたし、監督から見た選手達、この土地の良さを語った話も良かった。きっとプロの世界とはまた違う選手たちとの絆も芽生えたと思う。本当に好きでサッカーをしている彼らに心を動かされている様を見て感動した。



そして、
やはりあの試合場面はぐっときた。



観た後に静かな幸福感を感じる映画でした✨
oscar

oscarの感想・評価

3.9
米領サモア代表がワールドカップ予選初勝利を上げるまでのドキュメンタリー。

米領サモア人の文化と人柄が、サッカー米領サモア代表の活動を通して伝えられている。

基本的には戦士。
LGBTの多様性にも富み、皆信心深いメンバー。

米国から招聘された監督が、文化や協会の方針の違いから葛藤するが、監督がオファーを受けた理由からワールドカップ予選までの取り組みと、待望の初勝利の瞬間は感動モノ。
スポーツものは好きだし、コメディチックな印象のタイトルに引かれて手に取りました。が、実話に基づく大真面目で胸が熱くなるとても良いお語でした(ていうかドキュメンタリー)。
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アメリカ領サモア
人口たった6万5000人。一人当たりGDP8000ドル(2013)、農業と漁業が主な産業。おおらかで素直で信心深い人たち。多くの若者は学校を卒業するとアメリカに働きに出る。プロサッカーが成り立つ筈もなく、ナショナルチームの選手は全員アマチュアでちょっと太め、でもみんなサッカーが大好き、勝ちたい気持ちも人一倍、でも走れない・・・
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国際Aマッチ全敗、FIFAランキング最下位、世界最弱と貶されたナショナルチーム強化に立候補したオランダ人監督トーマス・ロンゲンの元に集まった選手たち。2001年の対オーストラリア戦の屈辱を体験したベテラン・ゴールキーパー、若手選手たちの中で異彩を放つのがLGBTのTであろう一人の選手ジャイヤ。
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男、女、それに第3の性(サモア語でファファフィネ)。第3の性が社会に自然に受け入れられているという伝統がサモアにはあるらしい。がっしりした体格のバックスの選手なのだが心は女(ていうかファファフィネ)。チームにしっかり溶け込んでいて、回りの選手も“彼女“("彼?")をチームの一員として普通に受け入れている。
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チームを強くするために「合理的に進める(伝統を捨てる)」部分と、「郷に入っては郷に従う(良さを認める)」部分との折り合いをつけながら、若手選手を鼓舞し、チームをまとめていく熱血監督。そんな監督もいつしかサモアナイズされていき・・・、ワールドカップ・ブラジル大会(2014)のオセアニア予選でチームはついに奇跡を起こす。
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チームスポーツの素晴らしさ、その原点を思い出させてくれる作品でした。
絶対に勝つ!という信念を貫き、努力し、結果を出し、全員で喜ぶ。最高の瞬間が待っています。熱くなれる一本です。
勝沼悠

勝沼悠の感想・評価

4.0
 一度も勝ったことがないFIFAランキング最下位のサッカーアメリカ領サモア代表を追ったドキュメンタリー。

 驚くほど弱いわけですが、アメリカ領サモアなので本国アメリカから支援があって、すっごい監督を呼んでこれたりしてドラマあり。さらになかなか仕事がなくて島の若者はみんなアメリカ(しかも軍隊)に行ってしまうという不遇があったりともうドラマてんこ盛り。
 みんなアマチュアなんて当たり前。それどころか第三の性の人が代表にいたり(しかもレギュラー!)と完全に異文化交流なのである。近代サッカーに彼らが染まるのと同時に、トーマス・ロンゲンら欧米の人々の心にも変化が生まれていることがよく伝わってくる。

 サッカー好き向けだけじゃない。色々な視点で見れるドキュメンタリー。
2001年W杯予選でオーストラリアに31-0という不名誉な記録で敗戦した、アメリカ領サモアのサッカーチームの物語。
事実に基づいたストーリーを、実際の試合映像と関係者へのインタビューで見せてくれます。

特に印象的だったのが、31失点を記録してしまった代表チームのゴールキーパー。やはりその後の人生の尊厳に大きな影響があったそうで、名誉を取り戻すため、ブランクを乗り越え復帰。そのインタビュー時の子供との2ショット映像に、とにかく胸が締め付けられる様な感覚に襲われました。

アメリカから招かれた監督と、チームが一丸となって勝利へ向かって行く過程は、観賞後に素晴らしい爽快感をもたらしてくれます。
W杯繋がりで鑑賞。
ドキュメンタリーなのに、登場人物といいストーリーといい「事実は小説よりも奇なり!」試合のシーンの応援にすごく力が入った。
自分のしているスポーツにも活かせる教訓がいろいろあった。
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