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アメリカン・スリープオーバーのAKALIVEのレビュー・感想・評価

5.0
一夜を駆ける十代、ティーン・ムーヴィの神話

不安に駆られているのは監督たち、私たち??

「愛の行方/愛の死骸」をどう扱うか?!

それは再生/再生産されるのか、、

あの頃の恋は、何で出来ていたのだろうか、心の底から(湧き)出て来たのだろうか、最初で最後の恋だった、恋心は死ぬのだろうか、そんなことを考え出すと止まらない

愛の言葉も知らないティーンの世界へようこそ

言葉🍂ではなく"今"この瞬間に解き放つ、言語的活動、この安定した世界に秘めたデザイア、ルカ・グァダニーノが旧い世代を知ろう/倒そうとした映画作りと、👀デヴィッド・ロバート・ミッチェルが、この映画で、新しい世代が旧い世代(といっても1つ年上ぐらい)を知ろう/になろうとした映画作りは、まったく同じモノかな 手を握るシーン、再度(また)手を握っているシーン、ロング・ショットと「手を握っていい?」少し寄ってから「雨が降りそう」

様々な恋模様をバシッと映し出すことで、恋愛に纏わる意味を超えてしまった。もしかしたら私たちが拘り過ぎている「アメリカン・スリープオーバーの神話」という映画のタイトルも、これって"きっかけ"の1つであって、マクガフィンみたいだなって想っている。「意味もなく恋愛する」とはいったい….どういうことなのか…なぜ「アメリカの」なのか….謎は深まるばかりだ

なぜそれが子どもたちにはできて、なぜそれがアメリカには大切なのか、この不安定さ、マジカルな瞬間に起こる【ロックンロール・ショー】、「ヒッチコックを立体的に撮った」ーーこれはわたしがデヴィッド・ロバート・ミッチェルについて必ず語る1つの視点であり、ここでは、"豊かさ"と"手を握ること"をリンクさせて語っている。

以前、『ドリーマーズ』をけちょんけちょんに言った。安定した答えなど言ってくれなくていい、そんな答えは、枯れてる🍂

一夜を駆ける十代、ティーン・ムーヴィの神話

不安に駆られているのは大人たちだ

「どうやって恋をしていたのか」
「恋の仕方が分からなくなった」
なぜヒトは枯れるのだろう🍂わたしも。彼の次作はティーン・ホラー・ムーヴィだった
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