新学期が始まる直前の、夏の一夜。
複数のお泊まり会(スリープオーバー)の場面で交錯する少年少女の思いを描く青春群像劇。
思いのほか登場人物が多く、二回続けて観ちゃった。
二回繰り返し観ても大丈夫なくらい、雰囲気は好き。と言うかすごく好き。
ハイティーン中心なのかと思いきや、「これから高校入学」という設定。
アメリカのティーンは大人っぽいなあ。
新学期前ということで、まるで連ドラの始まる直前を描いた設定集みたい。
人物の切り取り方見せ方が面白い。
いろいろなキスの場面(しないのも含めて)が印象的。
お泊まり会が終わって夜が明けた後の夢から覚めた感、なんだかわかる。
夜が明けても残ったものこそ本物、ということだよね。
この監督の次作が『イット・フォローズ』『アンダー・ザ・シルバーレイク』とのこと。
苦手なホラーと解釈しきれるか不安な長いやつ…観たいけど観るか迷う…!