神戸を舞台にしながら…、誰一人関西弁を話さない不思議な映画。
ほんまに神戸を舞台にしているのか…、と思ったけど、神戸大丸が…。
中谷美紀はこういうちょっと風変わりな頑固者ぽい役が合うよね。ポリシー曲げない的な。
自身が着る服はとても素敵なんだけど、作るものは祖母のパターンを使っているからか、やはり少し古臭い感じにはなっていて。でも、大切な一着を大切に長く着続ける人達のために、祖母のデザインにとらわれ守り抜こうとする。
だけど、自分のデザインのものも作りたかったんだ。殻を破ってくれる人たちに出会って彼女は少し変わる。それが良かった。
だけど、物足りなさも否めない。
杉咲花ちゃん、永野芽郁ちゃん、黒木華さんという人たちがちょっとだけど出演してて、若干の勿体無さも感じながら、お得感もあり。
作品としては凡庸です