わだげんた

繕い裁つ人のわだげんたのレビュー・感想・評価

繕い裁つ人(2015年製作の映画)
2.5
普段、スーツを着る仕事じゃないので、スーツをビシッと着こなしてる人とかかっこいいなー、と思います。体にぴったり合ったスーツ着てる人とかおしゃれだなーと。

この間、ラジオ聴いてたら、オーダーメイドのスーツを作るには、みたいなことやってて、オーダーメイドのスーツのハードルの高さにビックリしました。お値段も(^_^;)

でも、そりゃそうですよね。世界に1着の服を作ってもらうんですから。

この作品は洋裁店の女性、市江さんの物語。
コミック原作ありで、原作は少しだけ読みました。劇中の台詞は結構コミックのまま使われてます。

市江さんの洋裁の腕は天下一品。その腕前に惚れ込んだ人たちが、彼女の洋裁店に出入りしている。

大丸百貨店に勤める藤井は彼女の作った服を自分の職場で扱おうと市江さんに交渉するが、こころよい返事はもらえない。

断られても断られても熱心に市江の元に通う藤井。市江の方もやがて藤井の熱意に心が動き始め。。。

ってお話。

中谷美紀さん、原作者の池辺葵さんの世界観にとっても合ってる気がしました。彼女の着てる服も相当こだわってる感じ。

服飾がテーマの作品なので、スタイリストさんも腕の見せ所ですよね。服がダメだと作品台無しだし。

ゆっくりと淡々と。

悩みもあるけど、喜びもある。

神戸の町を舞台にした物語はとても心地よい出来でした(*^^*)
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