ROY

マダム・イン・ニューヨークのROYのレビュー・感想・評価

4.1
インドで夫と姉弟と姑5人で暮らす彼女は、英語が苦手で娘からもバカにされたり、コンプレックスを感じる日々。ニューヨークに住む姪の結婚式の準備をお願いされ、式の1ヶ月前くらいからニューヨークに1人経つことに。たまたまニューヨークのバスに書いてあった4週間で英語が話せるようになるという教室の広告を見て、彼女は一念発起し教室に通うことを決める。

インドの心温まるヒューマンドラマ。
英語が第二公用語のインドでは、逆に英語しか話せない人もいるらしい。
この家族はわりかし富裕層な感じがするので、もしかしたら余計に英語が必要なのかな。
ニューヨークに最初に来て入ったカフェの店員は最悪で、あんなのに最初に会ったらもうアメリカを嫌いになりそう。
それから教室に通うのだが、生徒達がみんな素敵。
いろんな国から仕事で来ていて、みんな「the」の使い方も分からない拙い語力からスタート。
目的は違うが英語を話せるようになると言う共通の目標に、みんなが頑張る姿はこっちまで勇気が貰えるし、映画を見たり、お店でオーダーしたりと、教室外でもみんな本当に努力して話せるようになっていく。
大人の青春って何かいいね。
それを通して彼女も自信を付けていく姿は、途中挟まれるインドならではの挿入歌を差し引いても、素敵だなと思えた。
自分がもう少し若かったら英語習いたかったな。

20210613.0288.730
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