史実に基づいたエベレスト映画２本目として鑑賞。「エベレスト」は辛いものがあったが、こちらはそういう意味では安心して見ていられる。
映像に関係者の音声を重ねているだけで、ドラマ仕立てではなく感動させるような演出もないので淡々とした印象だが、問題なく面白い。エベレストの壮大さは十分に堪能できるし、とにかく70年前にこれを成し遂げた人々の真実の物語というだけですごい。
テンジンほか裏方のシェルパたちをちゃんと描いているのもよい点。しかし、映画エベレストでも思ったが、シェルパたちは生活のためとはいえ（だからこそ？）一番大変だ。
難点は、複数の語り主の誰がしゃべっているのかわかりづらいこと、実際の映像と再現どちらなのかわかりづらいこと。映像は解像度で判別したが、それで正しいのかもわからない。ちょっと不親切。
頂上に近づくあたりで１歩踏み出すごとに呼吸を整えるシーン・・・富士山9合目を思い出した。レベル違いすぎますが。
