ナイトアウェイク

オキュラス 怨霊鏡のナイトアウェイクのレビュー・感想・評価

オキュラス 怨霊鏡(2013年製作の映画)
1.0
フィルマークス302件目。

クリーチャーが全く出ない代わりに、微動だにしない巨大で邪悪な鏡が揺さぶりを掛ける映画。鏡の呪いにより、家族が崩壊した姉の復讐。見せる幻覚とかは[エルム街の悪夢]に通じるいい演出で、結局はバッドエンドを迎える事になるけど、とても良い作品だった。

どうあっても自分の手で…、という枠組みのお陰で、結果的に関わる人間を極限に排除するというシンプルな演出が生まれた。


悪かった部分。
弟と復讐を果たしたい気持ちは分かるけど、こんな役立たずなら期待などせずに、早く画面から消してほしかったわね。長ったらしくただ進行の邪魔で、癇に障って仕方ない。
お姉ちゃんがかなり好戦的な態度だし、題材もすごくいいから、むしろお姉ちゃんだけで頑張って良かったんじゃないかしらね。