YoshihiroKubo

I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIEのYoshihiroKuboのレビュー・感想・評価

3.8
まず20世紀フォックスのファンファーレが何か違う。あれ?ピアノで弾いてる!と思ったらシュローダーが弾いてたんだ!っていうオープニングからニコニコ(^^)

この作品は「ピーナッツファン」が大事に心の中にしまっていた紛れも無い「ピーナッツ」の世界を現代の技術(CG)でさりげなくリメイクした傑作です。劇場版だからと言って余計な話しを付け足したり、大作にしなきゃとばかりに無理やり大冒険なんかしません。ストーリーは転校生の赤毛の女の子に一目惚れをしたチャーリー・ブラウンの情けない奮闘ぶりを柱に、いつものチャーリー・ブラウンとその仲間たちの世界がていねいに描かれます。

私が初めて「ピーナッツ」を見たのは小学校5年生の頃だから1970年頃か? NHKで放送されていたアニメが最初です。チャーリー・ブラウンの声は谷啓! ルーシーはうつみ宮土理だったのを覚えています。それから45年。今作ではチャーリー・ブラウンを鈴木福くん、ルーシーを谷花音ちゃん、赤毛の女の子を芦田愛菜ちゃんと人気子役たちが声をあてていますが、これが自然でよく合ってる! 吹き替えで違和感なしです。

タイトルにもなっている人気キャラクターのスヌーピーは犬小屋の上に乗って飛行機乗りになる「撃墜王」が大活躍! 他ではあまり感じられない3DCGの威力を一手に引き受けています。

また「ピーナッツ」と言えばヴィンス・ガラルディのピアノ曲! 今作でももちろんおなじみのジャジーなピアノ曲をバックにチャーリー・ブラウンたちの世界が描かれていますよ。

劇場には幼児連れのお母さんたちがメインでしたが、小さな子どもたちもとっても楽しんでました。そして私のようなオールドファンにはとーっても懐かしく、其処彼処でニコニコしてしまう作品でした。エンドロールで気がついたら隣の席で奥さんがハンカチで涙を拭いている。「どうしたの?」って聞いたら「懐かしくて、感動して泣いちゃった」と…。それくらいファンの心に届く作品だということです。

「スヌーピー」ファンにはもちろん、あくまでも主人公は「チャーリー・ブラウン」だよというコアなファンの人も、安心してください。この作品の主人公はチャーリー・ブラウンです。家族で楽しめますよ。